菊花石物語

菊花石 花の種類 花の大きさ 花の変化

花の大きさ 花の変化

花の大きさと変化は、核が弾けて造り出すので、全ての花に調和があります。小さな核は小さな花を、大きな核は大きな花をつくります。歪に核が集まると乱れた菊をつくりますが、それらの芯をルーペで見ると圧縮され弾けた、その仕組みを芯に残しています。

粒花
粒花

5ミリ未満の花をいいます。粒子が集まり弾けたので小さくても芯と花弁を持っています。丸部は、粒菊の核が集まり過ぎて花弁が完全に開かずにいます。

小花
小花

2センチ程の花をいいます。核が少ないので芯は小さくなり、小花を形成しています。

中花
中花

5センチ前後の花をいいます。大きな母岩や石灰質の多い母岩に入ります。核が沢山集まって弾けたので、核の内も弾け合い、大きな多重の芯をつくります。

大花
大花

10センチ以上の花をいいます。皮樋母岩と大きな花樋母岩の両方に咲いています。皮樋母岩は、軟らかい母岩の中で大きく伸びて綺麗に花を作り出しています。花樋母岩は母岩の上に団子のような花を作っています。

合芯冠
合芯冠

沢山の核が近くに集まり、弾けた花をいいます。弾けた押し合いが割れたような芯をつくります。大きな花のほとんどが合(ごう)芯(しん)により出来ています。

段咲
段咲

弾けた時、花弁が粒子を押し上げ咲いて、そして花弁の先から再び弾けて咲いたので、段咲の花を造ります。

合背冠
合背冠(ごうはい)

核と核の間が少し隙間を開けて並び弾けた花をいいます。隙間に小さな花弁を出して押し合いをしています。菊花石の見所です。

縞菊
縞菊(しまきく)

沢山の核が集まり、弾けると花は花弁の縁を強く押し合い、花弁が伸びるので花弁に瑪瑙の縞をつくります。

虎菊
虎菊

花の中に横縞が入ります。これを虎菊と呼んでいます。弾ける時、二回に分かれて弾けたのでしょうか?

覆輪
覆輪(ふくりん)

花弁が押し合い伸びるので、押し合う縁を硬くして瑪瑙の覆輪が入ります。花弁の縁が結晶している覆輪もあります。

帽子
帽子

花弁の先にうっすらと花を飾る模様が入ります。これを帽子と呼んでいます。浮遊する石灰質を押し上げたのでしようか。

素芯菊(そしん)
素芯菊

弾けた芯が花弁に同化して、芯の見えない花をいいます。軟らかい母岩に多く出来ており、花弁は躍動しています。昔、芯の無い花は価値がないと、無知な商売人が言いふらしていました。そして無知な連中が叩いて芯をつくり出したので、大切な自然の価値を無くしてしまったのです。

覆輪花の八重花
八重咲き

芯の少し手前で止めた花を「八重花」といいます。糸弁では、花火のような花弁があらわれます。花それぞれに、押し合う花が八重の花弁にあらわれています。

多花合背の八重花
合背の八重花

豆と団子

弾けない核が、大豆のような跡を残しています。それを豆と呼んでいます。団子は、皮目の下に石灰が大きく扁平な固まりをつくります。核が大きくなりすぎて弾けないで残ったのです。